人間科学専攻

人間科学専攻は、人間・社会・文化に関する広範な学問領域の学際性・総合性を活かすことによって、現代における人間と社会の諸課題を理解し、それに実践的に対処することのできる専門的能力を備えた人材を育成します。人間科学科における3コースに対応する3分野(社会環境分野、文化形成論分野、心理教育分野)の他に、より学際性の強い現代人間社会分野、臨床心理士を養成するための臨床心理学分野(博士前期課程のみ)の5分野が設けられています。


人間科学分野

現代人間社会科目群

現代人間社会分野では、現代社会と人間にかかわるテーマを深く、かつ学際的に研究できます。たとえば、生命倫理、ジェンダー、都市と人間、自然と人間、援助と介護、現代思想と哲学などです。教員は、現代思想、倫理学、人間学、文学研究、ジェンダー論、女性学で構成されており、複数の教員を交えた授業や研究会も充実しています。女性学研究センターを活用した授業では他分野の院生と活発な交流がなされています。


社会環境科目群

現代社会の直面する諸問題は、グローバリゼーションの進展にともない、相互の連関を深めて複雑化し、その理解・解決には、幅広い視点からの把握と、専門的知識にもとづく分析が必要とされてきています。社会環境分野では、社会学、法学、経済学、政治学、地理学の専門的な知識をもとに、これらの諸問題を統合的に把握し、それを社会科学の視点から、実証的・学術的に分析することのできる人材の育成をめざしています。

■博士前期課程


■博士後期課程


文化形成論科目群

文化は固定的、静態的なものではなく、つねに混交、融合、摩擦、相克をはらむ流動的、動態的なものとしてとらえられます。文化形成論分野では、文化的差異の諸相(地域、民族、階級、歴史、性、言語、イデオロギーなど)についての考察をとおして、文化形成のダイナミズムについて学び、文化の多様性に対する多角的で公正な視点を養うことを目的としています。


心理教育科目群

博士前期課程では、実験心理学と教育学を中心として、現代に生きる個人としての人間に焦点をあて、その心理と行動を規定する内的メカニズムと、社会からの教育的影響過程を探究します。博士後期課程では、実験心理学と教育学の科目に加えて、博士前期課程で臨床心理学を学んだ人を対象に臨床心理学の科目を開設します。

臨床心理学分野

当分野は臨床心理士受験資格の第一種指定校です。心理的問題を抱える人々に対して臨床心理学的援助を行うために必要な知識と技術の習得を目指します。学内の心理臨床センターおよび学外施設での臨床実習を通して、臨床心理査定および臨床心理面接の実践力を磨きます。また、心理学的な諸問題について各自研究テーマを主体的に発見し、臨床心理学的観点から研究を深め、修士論文にまとめます。

■博士前期課程


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