人間科学分野

人間・社会・文化についての深い科学的認識とその幅広い総合を目ざし、専門的知識と総合的視野とを兼ね備えた柔軟な思考力と、現代の諸問題に取り組む実践能力を身につけます。

教育哲学は「雑食」性の高い学問です。(森岡次郎准教授)

歴史研究(日本近現代史)にとって書籍と膨大な史料(原史料やそのコピー)は不可欠。(住友陽文教授:自宅書斎にて)

研究領域

現代倫理学/現代思想/政治哲学/ジェンダー論/ジェンダー文化論/セクソロジー/家族社会学/中国思想/中国文化/日本史学/日本社会文化史/フランス文化/西洋社会文化史/西洋思想文化/教育実践/教育問題/現代教育/教育人間学/教育社会学

博士前期課程

現代社会における科学技術の進歩やグローバリゼーションの進展は、豊かで近代化された社会の発展をもたらす一方で、文化や民族間の軋轢、生命倫理にまつわる諸対立、地域社会や家族機能の衰退、ジェンダー問題の先鋭化、学校教育の諸問題など、一刻の猶予もなく対応を迫られる社会的課題を現出させてもいる。人間科学専攻はこうした課題を深く理解し、そのよりよい解決に向けて主体的に取り組むことのできる専門的能力を身につけた人材の育成を目指して、人間・社会・文化に関する多様な学問領域を結集している。この学際性・総合性によって、学生は各専門領域の最新の知識を習得することはもちろん、個々の研究テーマを社会科学・人文科学のより広い文脈のなかで意味づけ、多様な角度から問題意識を刷新し続けることができる。

博士後期課程

人間科学専攻博士後期課程では、博士前期課程教育の基礎の上にたち、人間・社会・文化に関する学術的探究をさらに深化させ、その領域における学術研究・教育を行なえるような専門的素養を習得させる。また専攻領域の知識を統合・応用する能力を育むことで、現代社会が直面する諸問題の解決に主体的に取り組むことのできる人材を養成する。本専攻には人間学、ジェンダー論、教育学、社会環境論、文化史・文化研究、思想史、心理学などの領域横断的な研究を行う人間科学分野と、こころの病理を含めた多様な心的現象を通して人間を理解し考察する臨床心理学分野がある。

担当教員

教授
博士前期 博士後期 伊田 久美子 ジェンダー論/労働論
博士前期 博士後期 大形 徹 中国思想
博士前期 博士後期 大平 桂一 中国文化史/中国文学
博士前期 博士後期 酒井 隆史 社会思想/社会学
博士前期 博士後期 山東 功 日本語学/日本思想史
博士前期 博士後期 住友 陽文 歴史学/日本近現代史
博士前期 博士後期 田間 泰子 ジェンダー論/社会学
博士前期 博士後期 中村 治 西洋中世思想/環境思想
博士前期 博士後期 西田 芳正 教育社会学/社会的排除論
博士前期 博士後期 東 優子 性科学/ジェンダー研究/セクシュアリティ研究
博士前期 博士後期 村田 京子 ジェンダーと文学/フランス文学・文化
博士前期 博士後期 吉田 敦彦 教育人間学/人間形成論
准教授
博士前期   伊井 直比呂 教育学
博士前期   鍛治 義弘 西洋文化史
博士前期   櫻井 俊郎 中国史
博士前期   佐々木 博光 西洋史
博士前期   内藤 葉子 ジェンダー論・社会思想
博士前期   前川 真行 思想史/政治哲学
博士前期   森岡 次郎 教育人間学/教育哲学/教育思想史
講師
博士前期   山本 由美子 生命倫理/研究倫理/医療社会学/科学社会学/科学技術社会論

※氏名は五十音順



指導教員からひとこと。

パタクさんは、貧困と従属的労働に苦しむ祖国のひとたちの苦境を直視して、その状況の革新をめざして、日々、研究を重ねています。かつ、とても気さくで、あかるい好青年です。博士論文をめざして、いま奮闘中です。

酒井隆史