学生の感想

Aさん 不登校支援施設にて体験

 メンタルフレンドはただ子どもと遊んでいるだけでなく、子ども一人ひとりのソーシャルスキルを上げていくことが大切だということです。不登校になっているということは、普通に学校に通っている子どもよりも経験できることが少ない。
~~~~(中略)~~~~
 自分が誤った行いをしたり、ルール違反をしてしまった時に謝らなければ、信用されず自分の周囲から人が離れていく。子どもたちがそうならないためにも、居場所で経験して学んでいけるようにしてあげたい。


Bさん 学童保育にて体験

 子どもは単純だから遊んでいればいいという当初の考えは、この[学童保育]に来てからなくなりました。どのように子どもたちと接するか、いかに子どもたちの気持ちを考えてあげるか、それが、私の中での課題となりました。


Cさん 不登校支援施設にて体験

 不登校の子にとって、居場所は数少ない他と関わる場所、いろんな人と出会う場であって、そこで活動している私たちが与える影響は少なからずあると思いま す。たとえば、いま中3の子だったら、あと半年でその子に何ができるか。あと半年で、居場所という特別で守られた環境ではなく、いろいろな人が共存してい る社会に出ていく子どもに対して私たちはどんなことを伝えることができて、何を体験してもらうことができるか。ただ居場所で一緒に時を過ごすだけだったけ れど、そんな風に1人1人に思いを持って考えて動くことで、子どもたちの反応も違ったし、自分自身の気持ちの中にも活動にメリハリが出てきました。
~~~~(中略)~~~~
 ただなんとなく居場所で過ごしているよりも、もっとボランティア同士が絆を深めて、子どもにどう関わっていくか考えたり話し合ったりすることは本当に重要だと思いました。


Dさん 学童保育にて体験

 わたしは改めて子どもが好きだと思った。子どもにしかない発想や行動に驚かされたり、意外な一面に関心させたられたりと子どもの世界をもっと見たいと感 じ、小学生の時期は日々たくさんのことを吸収して生きているだろうし、その素晴らしい時期を大切にしてあげたいと思った。


Eさん 高校生年齢の自立支援施設にて体験

 今回のフィールドワークを通して、何らかの困難を抱えた高校生年齢の子どもたちとの関わり方を学ぶことができたと思う。この子どもたちとの関わり方が本当に正しいものなのかはわからない。
~~~~(中略)~~~~
しかし、どのように子どもたちと関わっていこうかと自分なりに一生懸命考えることができた。