山野則子 プロフィール
山野 則子 博士(人間福祉)
大阪公立大学
現代システム科学研究科/現代システム科学域 教育福祉学類 教授
スクールソーシャルワーク評価支援研究所 所長
日本学術会議 連携会員
大阪府教育委員会スクールソーシャルワーク事業スーパーバイザー
【資格】専門社会調査士、社会福祉士、臨床心理士、カナダ政府認証:親支援プログラムNobody’s Perfectマスタートレーナー
【委員参画】
文部科学省 | 第9期中央教育審議会委員(2017年~2019年) |
家庭教育支援の推進方策に関する検委討員会 座長(2016年) | |
厚生労働省 | 社会保障審議会児童部会 臨時委員(2017年~2023年) |
デジタル庁 | こどもに関する各種データの連携に係るガイドライン策定検討委員会 委員(2022年) |
内閣府 | 子どもの貧困対策に関する検討会 構成員(2014年) |
子どもの貧困対策に関する有識者会議 構成員(2016年~2023年) | |
貧困状態の子供の支援のための教育・福祉等データベースの構築等に向けた研究会 座長(2021年) | |
こども家庭庁 |
孤独・孤立対策の重点計画に関する有識者会議 構成員(2021年~)
こどもデータ連携ガイドライン検討会 メンバー(2023年~) こどもの貧困対策・ひとり親家庭支援部会 委員(2023年~) |
日本ソーシャルワーク教育学校連盟 | 「養成校におけるモデル的なカリキュラム検討と、子ども家庭福祉の新たな資格における指定研修等への養成校の協力の在り方に関する調査研究」全体会、カリキュラム・シラバス・教材等検討班、調査班(2022年~)
「こども家庭ソーシャルワーカー(仮)の施行に向けた具体的運用に関する調査研究」委員(全体会、教材調整会議、区分1~6)(2023年~) |
詳細は、researchmap 参照
Osaka Metropolitan Universityによる紹介動画はコチラ
専攻分野
子ども家庭福祉(児童福祉) スクールソーシャルワーク
担当授業
【教育福祉学類】
子ども家庭福祉論 スクールソーシャルワーク論
保育学校ソーシャルワーク演習 教育福祉演習 など
【現代システム科学研究科】
社会福祉援助方法特論 社会福祉学特殊研究 など
主要著者・論文
〇『スクールソーシャルワークハンドブック-実践・政策・研究-』(2020・監修・明石書店)
○『子どもの貧困調査~子どもの生活に関する実態調査から見えてきたもの』(2019・編著・明石書店)
○『学校プラットフォーム~教育、福祉、そして地域の協働で子どもの貧困に立ち向かう』(2018・単著・有斐閣)
〇『生活困窮者支援で社会を変える』(2017・共著(「第5章見えない子どもの貧困をどのように支えるか~学校のあり様を考える~」担当・法律文化社 )
〇「教育と福祉の協働ー児童福祉・スクールソーシャルワークの視点からー」(2016・招待論文・季刊教育法 第190号
〇『すべての子どもたちを包括する支援システム~エビデンスに基づく実践推進自治体報告と学際的視点から考える』(2016・単編著・せせらぎ出版)
〇『よくわかるスクールソーシャルワーク[第2版]』(2016・共編著・ミネルヴァ書房)
〇『エビデンスに基づく効果的なスクールソーシャルワーク』(2015・単編著・明石書店)
★『子ども虐待を防ぐ市町村ネットワークとソーシャルワーク』(2009・単著・明石書店)
2010年日本ソーシャルワーク学会学術奨励賞受賞
委員会
内閣府 子どもの貧困対策検討会議委員
内閣府 貧困状態の子供の支援のための教育・福祉等データベースの構築等に向けた研究会 座長
文部科学省 第9期中央教育審議会委員
文部科学省 家庭教育支援の推進方策に関する検討委員会 座長(2011年度・2016年度)
文部科学省 家庭教育支援手法等に関する検討委員会 座長 (2015年度)
文部科学省 家庭教育支援チームのあり方に関する検討委員会 座長(2013年度)
文部科学省 学校における教育相談等に関する調査研究会議委員(2015~2017年度)
大阪府子ども施策審議会委員 会長 (2013年7月~)
大阪市子ども子育て支援会議 会長
堺市子ども若者支援地域協議会 会長(2011年~)
堺市北区教育健全育成会議 座長(2015年~)
研究テーマ
1.スクールソーシャルワークにおけるマクロ実践(プログラム評価に基づく研究)
2.子ども貧困研究と政策展開
3.児童虐待防止ネットワーク
4.子育て支援
研究分野の魅力
子ども家庭福祉領域は、児童虐待、少年非行など近年さまざまな問題において注目を浴び、対応が迫られている。そのようななかで、市町村に福祉の専門家を、また学校にスクールソーシャルワークという新しい専門家を導入しようと開拓の面白さと厳しさをあわせ持って取り組んでいる。新しい領域では、まさに社会福祉の専門性が問われている。福祉は実践の科学である。社会福祉とは何か、社会福祉援助とは何かという「こだわり」の追及姿勢と実践現場における子どもの最善の利益を優先した「柔軟性」、このアンバランスが福祉の魅力でもある。
指導方針
たえず、問う姿勢を持ち、広い視野でまず引いてみてみることが出来る力や柔軟な視点でみる力を大事にしたい。理論と実践とが行ったり、来たりできる力を養う。
指導した論文のテーマ
実際に現場に参与観察した要保護児童対策協議会についての論文、子育てニーズ調査において母親に聞き取りを行って分析に挑戦した論文、スクールソーシャルワークの歴史的展開をテーマにした論文、児童虐待についてのさまざまな切り口の論文など。
学生の就職先
○家庭裁判所調査官、○児童自立支援施設児童自立支援専門員、○児童相談所児童福祉司、福祉事務所社会福祉主事、知的障害児通園施設児童指導員など自治体社会福祉職、○図書館司書、○府庁行政職員(環境農林水産部流通対策室)、○教員、○子ども若者支援のNPO法人、○スクールソーシャルワーカー、○病院、○銀行員、○大阪府立大学職員など。
国際関係
2007年度 イリノイ大学訪問
2008年度 イリノイ大学から招聘
2009年度 国際SSW学会で交流(NZ)
2010年度 イリノイ大学訪問
2011年度 イリノイ大学から招聘
2012年度 イリノイ大学訪問
2013年度 イリノイ大学から招聘
2014年度 イリノイ大学訪問
2015年度 イリノイ大学から招聘
イギリス文科省訪問
2016年度 イリノイ大学訪問
2017年度 イギリス貧困対策訪問
2018年度 イリノイ訪問
2019年度 イギリス、フィンランド訪問
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