スクリーニング研究

スクリーニングの目的は、児童虐待、いじめ、貧困の問題など表面化しにくい問題の早期発見、早期対応であり、習慣的に行うことで、教員にとっては児童生徒理解が深まり、抱え込みの解消、チーム力の向上につながります。
 文部科学省では、本研究室で取り組んできた自治体との取り組みに着目し、全国に広めるべく通知文を2020年3月30日に出しました。パンフレットの作成を本研究室に依頼されました。パンフレットは、下記の研究関連情報からご覧いただけます。

スクリーニングとは、「子どもの最善の利益のために、すべての子どもを対象として、問題の未然防止のために、データに基づいて、潜在的に支援の必要な子どもや家庭を適切な支援につなぐための迅速な識別」であり、つまり「1人で単に子どもの実態をチェックすることではなく、チェックしたデータに基づき複数人による議論から実行可能な暫定的な方向性を決定すること」(山野・石田・山下2020)と考えます。

研究関連情報はこちら

 

 

詳しくは、独立行政法人教職員支援機構(NITS)「校内研修シリーズ」

「子どもを救い、チーム学校を形成するスクリーニング(理論編):校内研修シリーズ No124」

をご覧ください。

 

スクリーニングを導入している糸満市教育委員会の當山指導主事が登壇された

「学級・学年・学校支援につながるスクリーニング(実践編):校内研修シリーズ No125

も是非ご覧くださいませ。