Professor
専攻分野
生命学・倫理学・人間学
担当授業
【学部】
現代思想入門
議論方法基礎演習
人間学1
人間学演習
【総合教育研究機構】
現代社会と倫理
【大学院修士】
学際現代人間社会特論
学際現代人間社会論演習 I
学際現代人間社会論演習 II
現代倫理学特論1A
現代倫理学特論1B
【大学院博士後期】
学際現代人間社会研究演習A
学際現代人間社会研究演習B
現代人間社会論研究3A
現代人間社会論研究3B
主要著書・論文
『生命学をひらく』(トランスビュー、2005)
『感じない男』(ちくま新書、2005)
『無痛文明論』(トランスビュー、2003)
『生命学に何ができるか』(勁草書房、2001)
『宗教なき時代を生きるために』(法藏館、1996)
『生命観を問いなおす』(ちくま新書、1994)
『意識通信』(ちくま学芸文庫、1993、2002)
『脳死の人』(法藏館、1989、2001)など
▼詳細リスト
3つのモノが語るミニ研究史
脳死移植問題に関わりはじめてから、はや15年以上が経過。いまや日本の脳死論議は、海外からも注目されるようになってきた。日本は世界で一番脳死について国民的議論を行なった国なので、関連する本や文献が世界一多い。外国から見たら、なかなかおもしろい研究対象なのである。拙著『脳死の人』の英訳も少しずつ進みつつある。『生命学に何ができるか』の脳死をあつかった部分は独訳される予定がある。
というわけで、これからは英語でものを書いていこうと思っているのだが、実は、私は英語がずっと苦手だった。しかし、そうも言ってられないので、ここのところ、必死に英語を書く勉強をしている。国際学会で議論をする機会もいきなり増えてきたので、冷や汗をかきながら会話。学生の諸君、せっぱつまってからこういう苦労をするのではなく、いろんな国の人たちとコミュニケーションできるように、諸外国語の勉強だけはやっておきましょう。
ライフワークとして、「生命学」という学問領域の開拓をめざしています。そろそろ「生命学入門」というような本でも書かないといけないと思い始めている。今後、とくに大学院では、これをテーマに議論して深めていくことをしたいと思っています。
著書・論文からの抜粋
http://www.lifestudies.org/jp/library00.htm
書評紹介
http://www.lifestudies.org/jp/library00.htm
研究内容
現代社会が生み出す諸問題を、思想の側面から探求しています。いままで取り扱ったのは、生命倫理、脳死、メディア論、環境問題、エコロジー思想、オウム真理教、フェミニズム、現代思想などの領域です。一つの柱になっているのは、現代社会における「生命」の位置を学際的に探る「生命学」という視点です。もう一つの柱は、「現代文明学」とでも言うべきもので、現代社会や現代科学技術と人間の関わりを、トータルに考えるスタンスです。いずれにせよ、特定の専門分野を深めるという形の研究は、行ないません。それぞれの真摯な問題意識に添う形で、みんなでディスカッションしながら、つねに他の領域に積極的な興味を抱き、自分自身の問題関心を多角的に考察することをめざしています。
研究分野の魅力
上でも述べたように、私の研究室では、特定の専門を深めるという作業は行ないません。ですので、私のゼミに適合しているのは、みずからの問題意識が明確にあり、かつ、他の分野の知に対する貪欲な興味がある方です。そのような方に、自律的に調査・研究を行なっていただきます。現代倫理学、現代思想は、現代に対する鋭敏な感受性と、他分野を取り込む雑食性が要求されます。また、頭で考えるだけではなくて、現場でのフィールドワークも重視されます。そうやって、新しいパラダイムを切り開いていきたいという野望をもっている方を歓迎します。
指導方針
みなさんの問題意識がすべての基礎です。それを、いろいろな側面から検討して、開花させる道を探ります。私からは授業以外には、みなさんにとくに働きかけることはしません。逆に、みなさんから個別にアプローチがあった場合にはかならず時間をとってディスカッションします。現在のゼミ生の興味関心は、障害者問題、臨床心理、生命倫理、現代宗教、セクシュアリティ、現代哲学、オルタナティブ教育論などです。大学の外にネットワークをもっている方も多いのが特徴です。
指導した論文のテーマ
【卒業論文】
環境倫理について
安楽死について
男性学について、など
【修士論文】
性教育について
南北問題について
障害者問題について
オルタナティブ教育について
看護哲学について、など
大学院受験を考えている方へ
大学院受験を考えている方は、私の研究室のホームページにぜひ目を通しておいてください。
研究室ホームページは(http://www.lifestudies.org/jp/univ/)です。
