活躍する
卒業生たち
森本祐樹
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清風南海高校卒業
大阪府立大学 社会福祉学部卒業
奈良市役所 保健福祉部子育て支援室放課後児童施策課
事務職員として勤務
■なぜ「大阪府立大学」?
いろんな事に対して「?」を持ってください
なぜ、この大学を選んだのか。さらに言えば、この学科にしようと思い立ったのか。そのわけは高校2年生のとき、この大学でいただいたパンフレットにありました。当時のパンフレットに掲載された、卒業生の就職先とメッセージが、大阪府立大学社会福祉学部(当時)社会福祉学科をめざすきっかけでした。
奇しくも、今、同じようなメッセージを書いていますが、これを読んで、府大に関心を持つきっかけにしてもらえたら幸いです。
大学では、主に児童福祉について勉強しました。大学には、多岐にわたる福祉の専門家が身近にいます。なので、一つの出来事でも、多くの先生方から、いろんな切り口で見解を聞けるチャンスが数多くあり、それがとても楽しく、私にとって大学へ行くモチベーションでもありました。
■私にとって「大学時代」とは?
大学生という「身分」と言うのでしょうか、立場というものは、いい意味で「浮いた」ものだと思います。それ故に多様な人とのつながりが得られたのかなぁと。所属は大学だけど、本当にいろんな経験を積むことができました。空き時間を使ってたくさんの種類のアルバイトをして社会と繋がったり、大学祭の学生団体の活動にとっぷりと浸かってみたり。しかし、何よりも大学生という立場でしか経験できなかったと思うのは、実習です。
社会福祉実習という講座で、実際に福祉の行政機関や現場などに行かせていただきました。私は児童相談所に総計して3週間程度行くことができました。単なる訪問者でもない、その施設の利用者でもない、ましてや、そこの正式な職員でもない。けれど、ほぼ実習先の職員と行動を共にすることができて、現場の緊迫した空気を味わえる、そんな「浮いた」存在でいられる。この経験は本当に貴重なものです。
実習先での扱いはお客さんではないので、施設の趣旨や基本的な関係法令等は授業で事前に学習でき、現場職員から少しでも多く学べるよう大学の先生方も工夫してくださいました。
実習先でたくさんの人との出会いがあったことで、実習が終わった後も継続して、現場にかかわる機会を実習先の職員さんに作っていただけました。実習を実習で終わらせることなく、次のステージへつなぐこともできた、この経験は私にとって一番忘れられない思い出です。
■そして、いま
今は、市役所の事務職員をしています。担当業務は学童保育の運営にかかる事務です。どのような仕事に配属されるか全く予想できない中で、大学で最もよく勉強してきた内容に近い、子ども関連の担当課に配属されたことは幸運かなぁと思っています。社会人としては駆け出したところで、まだまだ、勉強の毎日です。
友人がよく「福祉は気づきだ」と言っていました。そのとおりだと私も思います。大学に入ったら、いろんな事に対して「?」を持ってください。その「?」をじっくり考えられる時間、環境やヒントがこの大学にはあります。あと、人と繋がるチャンスがたくさんあります。長いようで短い、貴重な大学時代。自分にとって楽しいものに仕立てていってくださいね。
