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10月29日(土)〜:女性学連続講演会・セミナー(全3回)家事労働の新たな局面ー女性の労働と外国人家事労働者

連続講演会

女性活躍推進法の旗印のもと、主に経済的関心のもと、女性の「活用」政策が進められています。同時に外国 人家事労働者特区の導入が神奈川、大阪、さらに東京で進行しています。家事労働者の需要は近年急激に 増加しており、人材派遣会社の素早い対応はすでに始まっています。一方外国人労働者の労働条件は深刻な 人権問題であり、大阪では外国人介護労働者の告訴による裁判が闘われています。
家事労働者の国際移動は90年代から進行しています。「女性活躍」の「下支え」を担う家事労働者問題は、 70年代フェミニズムの重要課題のひとつであった家事労働論と女性労働問題の関係をあらためて問い直すもの でもあります。 10月末から年末まで3回にわたって、フェミニズムの家事労働論を振り返りつつ新たな局面を取り上げたいと 思います。併せて少人数でのセミナーも開催します。みなさまのご参加をお待ちしております。(コーディネーター:伊田久美子)

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第1回 10月29日(土)フェミニズムにおける家事労働論の展開と女性労働問題

     講演:13:30~15:30 セミナー:15:45~17:15

場所:中百舌鳥キャンパスA15棟101講義室

     講師:伊田久美子(大阪府立大学)

70年代フェミニズムにおける家事労働論と運動の歴史を振り返り、アンペイドワークの評価や外国人家事労働者問題へと展開する歴史的意義を検討します。
*セミナー参加は事前にお申し込みください。お申し込み方法等詳細は2016年度女性学連続講演会(全3回)0927をご覧ください。

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第2回、第3回の予定は以下のとおりです。

第2回 11月26日(土)藤本伸樹(ヒューライツ大阪)
日本への家事労働者受け入れをめぐる課題
栗田隆子(働く女性の全国センター)
日本で有償家事労働を経験してー有償家事労働について考える
第3回 12月25日(日)伊藤るり(一橋大学)
「家事労働」の国際労働基準を考えるーILO189号条約の意義と課題
PDF版案内はコチラです。↓↓↓

2016年度女性学連続講演会(全3回)0927