フィールド体験の活動一覧

category

2011.01.30 地域おこし体験

●日時:2011年1月30日(日)
●場所:海南市
●担当教員:中村 治(人間科学科)

【概要】
地域おこしの経験を学生に体験させる目的で海南市で地域の方々へ地域産業の盛衰について聞き取りをし、古い写真を集め海南駅にて写真展を行う。(写真展 2/8~28)上記を通じ地域興しについてのノウハウ・企画力を養う。

【活動報告】
2011年1月30日(日)・海南市
Aさん(海南市商工振興課ボランティア)の案内で漆器の町、海南市黒江を見せてもらった。伝統漆器から、プラスティックの粉を成型して作る現代漆器への移 行に関する説明を受けた後、伝統漆器の継承者であるBさん宅連れてもらい、実演をまじえて、説明を受けた。漆器は、湿気と高温を必要とするので、二階で仕 事をするよう。そして室(むろ)に入れて、湿度を保つらしい。50~70%の湿度とある程度の気温がないと、よく乾かないという。まず漆を薄く塗る。それ が接着剤となり、その上に銀粉、金粉などを蒔いて、模様を出して行く。それを室に入れて、乾燥させる。
午後は野上谷の海南歴史民俗資料館。Cさんと奥さんがシュロを1本切り倒して持ってきてくださっており、皮のはぎかた、皮の加工の仕方を説明してくださった。
夕方、海南駅へ行き、まちづくり海南のDさんに会い、写真と趣意書を見せ、展示スペースを見せてもらった。

2011年2月8日(火)・海南市
海南駅1階のまちづくり海南の展示スペースに、海南の昔の写真をB4サイズのカードケースに入れて、48枚展示。読売新聞の取材を受けた。

<参加者アンケート1名(人科・女性)>※原文のまま

●学んだこと
・卒論では自己完結していた事柄を、外の世界(地域社会)へも広げることができ、そこから海南をより学ぶことができた。やっぱり具体的に動くことが大事だと思った。

●感想
・卒論では自己完結していた事柄を、外の世界(地域社会)へも広げることができ、そこから海南をより学ぶことができた。やっぱり具体的に動くことが大事だと思った。