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2013.03.29 児童福祉施設実習見学

児童福祉施設実習見学
日時:2013年2月7日(木) 10:00~16:00
場所:
①大阪市立阿武山学園
②社会福祉法人大阪府衛生会 希望の杜
③社会福祉法人大阪府衛生会 健康の里
担当教員:山野 則子
参加者:学生 26人

概要
3つの児童福祉施設の実習見学を行った。夫婦小舎制を導入している児童自立支援施設「大阪市立阿武山学園」、近年、社会的認知が高まってきた情緒障害児や 被虐待児問題に対応するために開設された情緒障害児短期治療施設「希望の杜」、昭和11年に健康回復のための児童のためのユートピアとして建設された歴史 をもつ児童養護施設「健康の里」を見学し、その役割や利用者に対する取り組みの実際を学ぶことが目的であった。 この実習見学は、児童福祉の実践を現地で学ぶことを通して、その領域で活躍する人材に求められる資質や技能を理解し、参加学生たちの今後の学習につなげる 機会となった。

<参加者の声>

・今回参加するにあたって、自分自身で調べたり、理解を深めるために予習をしたので、実際の見学でも積極的に、興味深く見学することができた。 (社福 学生)

・さまざまな施設の支援内容を教えていただけた。 (社福 学生)

・ある事例について、具体的な検討例を示していただけたため、背景にアプローチしていくプロセスを知ることができた。 (社福 学生)

・たとえば、居住スペースの仕組みなど(夫婦小舎制の体制、寮父、寮母さんの生活はどんなものか、児童自立支援施設の現状、児童を支える体制も含めて)、調べてもわからないような、施設の現状やそこでクラス子どもたちの様子を知ることができた。 (社福 学生)

・非行に走る少年たちが抱える問題の背景について知識を得ることができた。 (社福 学生)

・今までぼやーっとしていた児童自立支援施設・情短施設・児童養護施設の違いを知ることができた。 (社福 学生)

・ケースワーカーとしての心構えなど自分なりにイメージすることができた。 (社福 学生)

・知らないことばかりで新しい知識が増えて良かった。なかなか見学できない所もあったのでとても貴重な体験だった。 (社福 学生)

・非行をしてしまう子どもの理解に役立った。「問題行動」に目を向けるのではなく、その行動の背景を読み取ろうとする力が必要だと思う。 (社福 学生)

・進路の1つをより具体的に学ぶことができた。また、どのような場所かをより具体的に知ることで、児童福祉についての理解も深まった。 (社福 学生)