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2013.03.29 堺まちかど子育てサポートルーム-子育ては、つながりの中で-

堺まちかど子育てサポートルーム -子育ては、つながりの中で-
日時:2013年1月23日(水) 15:00~16:00
場所:堺市堺区山之口商店街内 堺まちかど子育てサポートルーム
担当教員:山野 則子
参加者:学生 5人

概要
子育てには不安や孤立感がつきものである感が否めない現代社会において、この不安を解消し、子どもの育ちを保障するための活動が地域において実践されてい る。地域社会で生活する人びとや行政、関連機関や企業など、広がるつながりを大切にした子育てをめざし、当事者の力で子育てしやすい社会を実現するために 何が求められているのかについて、子育て支援活動を行っているNPO法人SAKAI子育てトライアングル(代表理事 奥村仁美氏)と協働して行った実践と 学びの交流事業である。
参加学生たちは、参加親子たちと遊びながら、子育てを通じた関係づくりを経験的に学んだ。遊びながらつながり学ぶ交流を終え、山野教授からワンポイントレ クチャーを行ない、子育てに関わる人たちと交流・共同の子育てのためのまとめを行い、参加者全員で共有し、今後の実践に生かす機会を提供することとなっ た。

<参加者の声>
・このような子育ての中のママや子どもさんがくる場に、参加させていただき、雰囲気を感じ、ママや子どもさんと関わることで、机上では学ぶことのできないものも学び、学生のうちに吸収しておくことが大切だと思い、この機会もその一つになった。 (社福 学生)

・学生を卒業し、職に就いたときに、大学生の際に学んだことや柔軟な思考力を忘れずにもちつづけるべきということを学んだ。 (社福 学生)

・子育てサポートルームの存在意義(当事者団体による運営)と、その一方で単に居場所作りだけでは本当の意味での問題(母の悩みごと相談)は解決しにくいという課題の存在を学ぶことができました。 (学生)

・お母さん方とあまりお話できなかったのは、残念でしたが、子どもさんと関わり遊べたことや、このサポートルームの特徴を少ししれたのは良かったです。 (社福 学生)

・初めて子育てサポートルームを見学し、その様子を実際に知れ、親子さんに関わることができてとても良かった。実際の現場を見ることによって、良い点や課題点を発見することができた。 (学生)

・今回、初めて子どもサポートルームを見学し、親子の様子やルームの様子などを直接見学・観察することができてとても良かった。しかし、1~2時間しか滞 在できなかったため、あまり親の方とお話することはできなかった。このような当事者による事業(子育てサークルなども)は、似たような状況にある人たちが 集まり、その中で話を共有したり、情報交換したりできるため、居場所として、とても良い場だと思う。しかし、単にそのような居場所を提供するだけでは、十 分ではないのではないかと感じた。子育ての悩みや困りごとなどを、みんなで話し合えるような環境があってこそ、より意味のある活動になると思った。 (社福 学生)

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